本当に二日前から寝ても覚めても、この船が気になって仕方なくなってしまいました。
この気持はなんだろう!もう大好きな女性に夢中になってしまうような感じかなあ・・・・。
もうすごいねえ。これは。なんとも言えません。言葉にならない気持とはこういうことを指すのかなあ・・・。
まずは、この写真を見てください。(下の写真は
このホームページからお借りしました。)
ご存知の方もいると思います。帆船AMI号です。まるでおとぎ話から出てきたようなこの美しい女神(Musa、Muse)は、日本で一隻しかない2本マストのトップスル・スクーナー帆船です。
もうこの写真を見ただけで、なんだかぞくぞくとくるものがないですか。なんだか僕は美しい女神に魅入られたような・・・・。
そして、この船の持ち主が溜キャプテンです。
すごく素敵な紳士ですよ。僕は彼の話を聞いて大航海時代のポルトガル・スペインの造船技術と操船技術に思いを馳せました。天文学・数学・地学・気象学、そして科学。その当時のすべての学問の目的が、一隻の船をいかに正確に目的地までたどり着かせるか、に向かっている。自然との格闘があらゆる学問の進化を促した。この帆船はその歴史を物語っています。
そして、このAMI号がこんな身近に係留されているとは・・・・。
なんと、沼津の静浦にあるんです。この奇跡に感謝せねば。
しかも戸田は、このスクーナー型帆船の造船技術が日本史上唯一あった土地なんだそうです。いったいぜんたい、なんという符合でしょうか!!
先日、係留されているAMI号をキャプテンに連れられて見てきました。
これがその写真です。
皆さん、とくに男性はこの写真を見て胸が騒ぐものはないですか。
僕は「おーっ」と思わず雄たけびを上げそうになっていました。なんだか無性にうれしくてうれしくて・・・・。
男だったら思わず舵輪をとって右に左に回してみたくなりませんか?まるで船長のように。
そして、この船に乗って、宝物を探しに行きたくなりました。
(実際にAMI号は子供たちを乗せて、この宝箱が隠されている入り江を冒険しているんです。)
僕はキャプテンの話を聞きながら、決心しました。
・・・・うちのアビニオンの子たちと一緒にこの帆船に乗ろう!!そして、風と海、大地と地球を、まるごとのみこんでやるんだ!
(キャプテンは言ってたなあ・・・・航海はBoyをGentlemanにするんだそうな・・・まさに自然教室だね。)
なんだか眠くなくなっちゃった・・・・・とにかく遺伝子が騒ぐんだよね。なんだって、みんな昔は船乗りだったんですから・・・・。その時の記憶が脳幹に脊髄に悪さするんだよね。
いやあ、本当に人生って、自然って、世の中って、人って・・・・・楽しいよねえ。うーん・・・・・。あ、やっぱり寝ないとね。おやすみです。ではまた。