阿部進先生(通称カバゴン)
2008年01月25日
本当にすごい先生に会った。これぞホンモノと言える人である。
今回は2回目の出会いであったが、前回より遥かに長く2人でお話する機会があった。
彼と半日お話し、大仁から三島駅まで私の車で彼をお送りした間もずっと彼とお話した。
教育の話、社会の話、時代の話、そして齢77歳の彼が教育を社会を変革しようと試みている活動について。
大変感銘した。
彼の名は、阿部進。通称カバゴン先生である。
私より上の世代の方は、よーくご存知の名前であろう。1970年代のテレビ・マスコミにはしょっちゅう出ていた。売れっ子の教育評論家である。詳細はWikiPediaのこのページか彼のHPをご覧あれ。
彼の見識の高さはすばらしく、現代社会の、そして現代教育の病根をするどく抉っている。人間関係の疎の部分、そこからくる教育のひずみ、地域としての教育力の欠如・・・。
そして、彼はその問題意識をベースに、その解決策を、松田道雄というコンセプトクリエーターが考え出した「だがしや楽校」に「カバゴン」という地域通貨(エコマネーetc)を連携させる形で提示する。
彼が考える「だがしや楽校」、それは「カバゴン」という仮想マネーからはじまる。
いわゆる昔懐かしい駄菓子屋なんだが、この駄菓子屋、今までのものとチョト違う。
お金で駄菓子が買えるお店ではない。では何で買うか。それが「カバゴン」である。1カバゴン=1円の仮想マネー。
「カバゴン」は、子供たちの遊び(昔ながらの、地域で皆がやった、手や体を使い、土や自然に触れ合った遊び)、学習(子供に対して親・先生・地域のおじさん・おばさん・おじいちゃん・おばあちゃんが教える勉強)、仕事(子供がやる親や地域の人たちのお手伝い・介護やお使い等々)、に参加した場合の対価として支払われる。
そして、そのカバゴンで、駄菓子が買える。(「やおきん」という駄菓子の卸会社が全面的に支援している。)
駄菓子はどれも1円、5円、10円、20円・・・・・高くても400円くらいの大変安いもの。普通の駄菓子屋では置いても儲けにはつながらない。だから普通の駄菓子屋にはない。ここに子供たちを魅了するポイントがある。
私は、2回、「だがしや楽校」を経験させてもらった。つまり、駄菓子屋の店番を2回(半日×2回だから1日)させてもらった。
どの子も「1カバゴン」をもって駄菓子1個と交換するときの笑顔笑顔・・・・。お父さんお母さんから1円もらっても少しもうれしいと思わないであろう「現代っ子」(実はこの「現代っ子」という言葉は、阿部先生の造語からはじまって日本全国に広がった)。その子たちが、1カバゴンをもらって嬉々としている。おそらく「現代っ子」は、今では1万円もらってもニコともしないのではないか?
そのお金に対するありがたみが、カバゴンで見事によみがえっている。しかも、そのカバゴンは、子供たちが本来おこなうべき、遊び、学習、仕事、を子供たち本来の自然な形で行わせている。「現代っ子」が身の丈にふさわしい通貨の価値をともなって。
カバゴン先生の考える「だがしや楽校」は地域活性化のキーになる可能性が十分にあると、私は思っている。三島、沼津、富士、富士宮、御殿場、修善寺、草薙・・・・・等々。私が現在、事業展開を行っている各地域で、商店街が疲弊しているのを何度も目の当たりにしている。各商店街に人は寄らずシャッター街はもう日常の光景に溶け込んでいる。
私が教育事業を始めるきっかけの一つに、街に子供の姿を取り戻したい、という思いもあった。子供が街にあふれれば、当然、その親の姿が街に現れる。親が現れれば、街で買い物をはじめる。よい商品、商店の口コミがはじまる。商店街に駄菓子屋があれば、そして「だがしや楽校」が「カバゴン」を伴って機能すれば・・・・・。子供たちが嬉々として、遊び、学び、働く、「カバゴン」をもって。介護が必要な方には、「カバゴン」を介して、子供たちがサポートしはじめる。そして、子供と大人の会話がはじまる。
そんな夢のような光景をカバゴン先生は、まさに現実のものにしようとしている。もう横浜のいくつかの区では、「カバゴン」が運用されつつあり、成功事例が出てきている。
私は、そんなカバゴン先生がとても魅力的に思えた。大きな感銘を抱いた。そして、私も「だがしや楽校」をこの静岡に広めたいと思った。社の事業としてもサポートできないか、と考えている。
「だがしや楽校」は子供の将来を大きく変える。そのことは、日本の将来を変えることに必ずつながる・・・。
カバゴン先生の活動、だがしや楽校の活動の詳細はこちらをクリック。
今回は2回目の出会いであったが、前回より遥かに長く2人でお話する機会があった。
彼と半日お話し、大仁から三島駅まで私の車で彼をお送りした間もずっと彼とお話した。
教育の話、社会の話、時代の話、そして齢77歳の彼が教育を社会を変革しようと試みている活動について。
大変感銘した。
彼の名は、阿部進。通称カバゴン先生である。
私より上の世代の方は、よーくご存知の名前であろう。1970年代のテレビ・マスコミにはしょっちゅう出ていた。売れっ子の教育評論家である。詳細はWikiPediaのこのページか彼のHPをご覧あれ。
彼の見識の高さはすばらしく、現代社会の、そして現代教育の病根をするどく抉っている。人間関係の疎の部分、そこからくる教育のひずみ、地域としての教育力の欠如・・・。
そして、彼はその問題意識をベースに、その解決策を、松田道雄というコンセプトクリエーターが考え出した「だがしや楽校」に「カバゴン」という地域通貨(エコマネーetc)を連携させる形で提示する。
彼が考える「だがしや楽校」、それは「カバゴン」という仮想マネーからはじまる。
いわゆる昔懐かしい駄菓子屋なんだが、この駄菓子屋、今までのものとチョト違う。
お金で駄菓子が買えるお店ではない。では何で買うか。それが「カバゴン」である。1カバゴン=1円の仮想マネー。
「カバゴン」は、子供たちの遊び(昔ながらの、地域で皆がやった、手や体を使い、土や自然に触れ合った遊び)、学習(子供に対して親・先生・地域のおじさん・おばさん・おじいちゃん・おばあちゃんが教える勉強)、仕事(子供がやる親や地域の人たちのお手伝い・介護やお使い等々)、に参加した場合の対価として支払われる。
そして、そのカバゴンで、駄菓子が買える。(「やおきん」という駄菓子の卸会社が全面的に支援している。)
駄菓子はどれも1円、5円、10円、20円・・・・・高くても400円くらいの大変安いもの。普通の駄菓子屋では置いても儲けにはつながらない。だから普通の駄菓子屋にはない。ここに子供たちを魅了するポイントがある。
私は、2回、「だがしや楽校」を経験させてもらった。つまり、駄菓子屋の店番を2回(半日×2回だから1日)させてもらった。
どの子も「1カバゴン」をもって駄菓子1個と交換するときの笑顔笑顔・・・・。お父さんお母さんから1円もらっても少しもうれしいと思わないであろう「現代っ子」(実はこの「現代っ子」という言葉は、阿部先生の造語からはじまって日本全国に広がった)。その子たちが、1カバゴンをもらって嬉々としている。おそらく「現代っ子」は、今では1万円もらってもニコともしないのではないか?
そのお金に対するありがたみが、カバゴンで見事によみがえっている。しかも、そのカバゴンは、子供たちが本来おこなうべき、遊び、学習、仕事、を子供たち本来の自然な形で行わせている。「現代っ子」が身の丈にふさわしい通貨の価値をともなって。
カバゴン先生の考える「だがしや楽校」は地域活性化のキーになる可能性が十分にあると、私は思っている。三島、沼津、富士、富士宮、御殿場、修善寺、草薙・・・・・等々。私が現在、事業展開を行っている各地域で、商店街が疲弊しているのを何度も目の当たりにしている。各商店街に人は寄らずシャッター街はもう日常の光景に溶け込んでいる。
私が教育事業を始めるきっかけの一つに、街に子供の姿を取り戻したい、という思いもあった。子供が街にあふれれば、当然、その親の姿が街に現れる。親が現れれば、街で買い物をはじめる。よい商品、商店の口コミがはじまる。商店街に駄菓子屋があれば、そして「だがしや楽校」が「カバゴン」を伴って機能すれば・・・・・。子供たちが嬉々として、遊び、学び、働く、「カバゴン」をもって。介護が必要な方には、「カバゴン」を介して、子供たちがサポートしはじめる。そして、子供と大人の会話がはじまる。
そんな夢のような光景をカバゴン先生は、まさに現実のものにしようとしている。もう横浜のいくつかの区では、「カバゴン」が運用されつつあり、成功事例が出てきている。
私は、そんなカバゴン先生がとても魅力的に思えた。大きな感銘を抱いた。そして、私も「だがしや楽校」をこの静岡に広めたいと思った。社の事業としてもサポートできないか、と考えている。
「だがしや楽校」は子供の将来を大きく変える。そのことは、日本の将来を変えることに必ずつながる・・・。
カバゴン先生の活動、だがしや楽校の活動の詳細はこちらをクリック。
今日は久しぶりに何もせず・・・・
ずいぶん久しぶりのアップになっちゃって・・・・
今年は太宰治の生誕100周年です
信じたくはないが、戦争を起こしたい人がいるんじゃないのか!
蔵王の自然
ホンダ、F1撤退・・・・ほんとに寂しいねえ
ずいぶん久しぶりのアップになっちゃって・・・・
今年は太宰治の生誕100周年です
信じたくはないが、戦争を起こしたい人がいるんじゃないのか!
蔵王の自然
ホンダ、F1撤退・・・・ほんとに寂しいねえ
キッザニアよりも断然魅力的だと感じました。(^▽^)
身近に「だがしや楽校」があれば、遊びや労働、お金・・子供達の思考や生活形態もきっと変わりますね。
カバゴン先生・・すごいお人ですね~!!
ぜひ静岡でもかっちゃんさんのお力で実現してほしいものです。。
2月2日 3日で行います。時間があったら
ぜひお越し下さい。事前に連絡して戴けたら
私もいるようにしたいと思っています。
それ程大々的にはやらないと思います。
ワンルームにしては大きい部類になると思い
ます。それに静岡県頭部のセキスイの中で
同じアパートを建てた人はいません。
積水の中で一番グレードの高い商品です。
ぜひ一度見てあげて下さい。頭ぺこり
一頃よくテレビで拝見していました。
よい方と出会いましたね。 今の学長さんの
今後の方向を、示されておられるのかも知れませんね。
素晴らしいお話でした。
私達の子供の頃は、もう夢中になって
夕方暗くなるまで、○○ゴツコをしたものです。
私は今でもはっきり記憶しているのは、
「オママゴト」が楽しくて、私は一生この「オママゴト」をやろう!と子供ながら決心した事を
思い出しました。
カバゴン先生、すごいでしょう!
キッザニアより遥かに有益だと思いますよ。
ではまた。
先生は現役も現役。どんどん進化しているんですね。もうすごいですよ。こちらも刺激をばんばん受けます。がんばらねば。
では、またどうぞ。
お願いします。では。
2月2日の午前中なら時間がとれそうです。
また、場所・時間等詳細に教えてください。
よろしくお願いします。
カバゴン先生は、女将さんならよーくご存知であろうと思っておりました。
大変楽しい講座をやってましたものね。
「オママゴト」なんて昔はどの女の子も必ずやってましたよね。私もよくお父さん役で参加させられました。ヾ(´▽`;)
最近の女の子はやるんでしょうかねえ?
大きい目標はジャスコ→富士宮私立病院を過ぎて細い道を左折すると道なりにあります。左折の際に小さい喫茶店があれば正解です。
分らなければジャスコ、富士宮市立病院、東京電力富士宮支所、パチンコマルハンから連絡をくれればすぐに迎えに行けます。
2日であればこの間のブログ村で会えなかったikeさんにも会えるかもしれませんね。やはり午前中に来ると言っていました。私もいるつもりです。時間は早い時間でも対応出来ると思いますので構わないと思いますが又連絡させて貰います。宜しくです。
感覚的にはかなり近いです。
駅から連絡貰えれば迎えに行きます。