静岡茶を世界ブランドにする方法(大前研一氏)

2007年08月30日

静岡県民の皆さん! 自分たちの常識を疑いましょう!

それまでの常識が何の意味ももたないことに早く気づくべきです。

まずは、大前研一氏の「静岡茶はブランドでない」という箴言に耳を傾けてみましょう!

この記事をお読みください。

どうですか?

反論される方はいらっしゃるでしょうか?

私は、改めて彼の慧眼に恐れ入りました。

私は、まったくそのとおりだと思います。静岡茶はブランドでもなんでもないと思います。高級茶でも、どうしてもほしいと思えるお茶でもありません、残念ながら

本当に悔しいのですが、大前氏の言うことは、まったくそのとおりだと思います。
(誤解しないで欲しいのは、これは一生懸命においしいお茶を作ろうとしている県内のお茶農家の方々を否定しているのでは一切ありません。恐らく大前氏もまったくそういう趣旨で言っているのではありません。このままでいると静岡茶というものが消滅してしまう危機感を感じる・・・・またやり方によっては、大きなブランド形成のチャンスとみて、お話されています。)

私は、このお話を「静岡のお茶」から「伊豆の観光」に置き換えて見ることができると思っています。

「伊豆の観光」も残念ながらブランド形成にはなっていません。
「湯布院」のようなブランドからみると、「伊豆」のブランド価値ははるかに低いと思います。

やはり「伊豆」は広すぎる!!

このままではブランド形成にはつながらない、と思います。

私は観光事業のプロではないので、よく分かりませんが、伊豆地域の観光に強いブランド価値を形成しようとすれば、どこかある一地域に、アイデア、資源、想い、ストーリー、資金を集中させる必要があるように思います。

集中戦略をとらなければ、私は「伊豆地域全般」で地盤沈下していくような気がしています。
逆にある地域に資源を集中させることで、その地域はもちろんのこと、周辺地域も同時に潤っていくのではないでしょうか?

そろそろわれわれのこれまでの常識を廃して、新たな観光戦略を考える時期にきているような気がしています。

皆さん、いかがお考えでしょうか?

静岡茶を世界ブランドにする方法(大前研一氏)


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Posted by かっちゃん  at 10:40 │Comments(4)雑感

この記事へのコメント
お代官さま、越後屋です。(*^-^*)> ぽりぽり  おつかれさまです。
お茶も化粧品と同じで、多少配合されていれば表示できちゃうんですね。
伊豆の観光ですが、やっぱり道路が少ないのって、難点だと思います。海の後ろがすぐ山だから、仕方ないのだけど…車で行かないと、フットワークが悪いし、電車で行ったら
タクシー代でお土産買えない、みたいな。
だから、東京から、距離では遠くないはずなのに、中央高速に乗って山梨とか言っちゃいます。
でも、やっぱり伊豆の魚は美味しい!刺身は当然だけど、きんめの煮付け最高!
最近の稲取とか熱海などでかけましたが、宿も綺麗だし、お料理もボリュームあっておいしいの。ただ、3回も行くと、どこの宿も、同じような献立。
私としては、品数減らしていいから、違ったものが食べられたらいいな、と思いました。
宿の皆さんも、一生懸命作ってくれていると思いますので、ちょっと聞いてくれると嬉しいな。と、思います。
Posted by たまかずら at 2007年08月30日 22:00
自分たちの常識を先ず疑いましょう!

なかなか凄い でも 本当のことだと思います。

これは全てに通じる言葉ですね。

仕事にも 学業にも 社会一般に----

もし世の中の尺度が狂っていたら、それにあわせて生きていたら、共に知らない間に
自分も狂っていきますものね。

何が正しく 何が 間違っているのか
一人一人が考える事が大事なのですね。

良い提案をありがとうございました。
Posted by 山の辺 女将 at 2007年08月31日 16:12
たまかずらちゃん、どうもコメントありがとう!
さすが!越後屋、ぬしもやるよのう・・・(^^;・・)

伊豆の観光は「癒し」だけ・・・?

でも、多くの伊豆に来る観光客が、伊豆に求めているのは「ほっとする時間」です。
(「じゃらん」のマーケティングデータを見せてもらったら、そうなんですよ。)

で、それ自体は結構なことなんですが、本当に観光客が伊豆に求めているのは、それだけなんでしょうか?
伊豆が、というか、伊豆地域のそれぞれの観光地が、それ以外のものを提供できていないだけなのでは・・・・・?

難しいことですが、心の奥底から湧き上がってくるような「感動(発見・驚きに似た感情)」をご提供できれば・・・サービス業としては最高に幸せの瞬間を味わうことができるのでは。

言っていて、自分もサービス業のはしくれとして、まったくできていないので、まず自分たちが追求していくべき課題です。

「感動」できる「肌養生」サービスをやっている「たかまずら」ちゃんに教えてもらわないと・・・ホメ殺し(^-^;?

ではまた(^o^)/~
Posted by かっちゃん at 2007年08月31日 18:02
女将さん、またまたコメントありがとうございます。

直接観光に携わっている女将さんのような方から、コメントいただくのは大変恐縮です。

観光業者の方々からみれば、今回の記事の内容は、かなり小生意気に映るかもしれません。

その中で女将さんはお優しいから、大変素直にコメントいただき、誠に感謝感激ひとしきりであります。

毎日毎日、お客様と直接、接していらっしゃる方々は、本当に大変ですよね。

今、目の前にいるお客様をいかにして喜ばせられるか、いかにして気持ちよく滞在していただけるか。
これが勝負ですから。

本当に大変なお仕事だと思いますが、がんばっていただきたいと思います。

また、コメントください。
女将さんの真摯なコメントはいつも励みになりますよ。

ではまた(^o^)/
Posted by かっちゃん at 2007年08月31日 18:14
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智を以って就き、而して成就されたし。然れども肝要なるは朋なり。
(漢詩に似せて書いた私の想いです。実はわが息子の名前を考える時に、作った文章です。)
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