「2007年11月19日」の記事一覧

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伊豆の観光について(私見)

2007年11月19日

前回の記事の続きですが、要するになぜ伊豆がないのかな?という素朴な疑問なんですね、私の違和感は。

「古湯」というカテゴリーがあり、特殊なのかもしれない、という思いもあるのですが、でもどうも釈然としないなあ、と思うわけです。箱根はランキングされていても伊豆はない。これはいったいどうしたことか。
伊豆だってかなり古くから温泉地として栄えていたわけで、熱海まで加えればこれは相当長い歴史があるはず・・・・。
が、どうしてか?

kiyoさんの記事のコメントにも書かせていただいたのですが、私は結局、伊豆のブランド化に失敗しているんだと思います。もっと言えば、伊豆は観光地として、ブランドにもなっていないのではないか。このことは8月30日の私の記事にも書きました。

伊豆は一つではありません。
私はこの地の観光振興を伊豆全域で、と考えた時点で、結局、どの施策も中途半端なものになってしまうと思います。
伊豆をブランド化するには、広すぎます。(もちろん、広域連携は十分にありえます。)

また、観光振興を行うには、その地がもっている、他の地にはない価値を際立たせていくことが、もっとも大事ではないか、と思います。

その点で、伊豆を眺めると、残念ながらこの地は、中途半端に東京に近かったことが、逆に大きなマイナス面になっていたのではないか、と思っています。

伊豆にとって、東京は大市場です。それは過去数十年をみれば、陰りをみせているとはいえ、今もなお大得意さんです。したがって東京を無視して伊豆観光は成立しません。これは当然のことです。
しかしながら、この事実が、現実が、伊豆(というか伊豆の各地域という意味合いで使っています)本来の、他地域にない価値創造の動きを阻んでいるのではないか、と思えてなりません。

では、伊豆本来の価値って、いったい何だろうか?

この問いにすぐに答えられないとすれば、これは大変大きな問題がそこに潜んでいるということになります。

実はこの問いがもっとも重要です。たとえば、伊豆が東京からこれほど近くに存在しなければ、果たして旅行客は訪れるでしょうか?

伊豆は東京の近くにあって交通の便がいいので・・・・・というのでは、そのお客様は真の意味で、「伊豆に訪れたくて来ている」というわけではないことになります。はたして?

かつて、「じゃらん」さんが持っている観光のマーケティングデータを見せてもらいました。

伊豆にくる観光客が、伊豆に求めているもの。
それは「癒し」であり「おいしい食べ物」であります。また、伊豆にくる観光客が、伊豆に落としていく一人当たりの金額は、2万円~3万円で、旅館・ホテルでの宿泊・食事以外には、数千円しかありません。これは他の観光地に比べて遥かに低い金額です。

皆さん、このデータの持つ意味がわかりますでしょうか?

「癒し」「おいしい食べ物」は伊豆に来なくても得られます。すなわち、このデータは「伊豆の代用」は十分他にある、ということを示しているのではないでしょうか。

これが、現時点での伊豆の置かれた、まぎれもない現実です。

すなわち、東京近郊であることからかろうじて観光地として成立している伊豆の姿を、そこにみます。

今まで、東京近郊であったがために、本来やらなければならなかった「伊豆本来の価値創造」の営みをなおざりにしてきたつけが、ここに回ってきています。

さて、そろそろ、皆さん、伊豆を心底愛している皆さんは、自分たちの地域に根ざしたものをベースに、新しい価値を創造する時期にきているのではないでしょうか?

まずは、自分たちが立脚しているこの地(地域だけでなく、自分の旅館・ホテルでもよいのです)が、他の地域にない魅力を、どんなことでもよいので、書き出してみることです。そして、その書き出したもので、この地域の方々が情報交換し、次第に共通的な価値観を醸成させ、その価値観を新しい視点(外部の視点、もっと言えば伊豆の外の人間の視点)で見返すことです。
そして、そこからブランド化のための戦略を立てていきます。

こういった自分たちの立脚点を明らかにし、新たな発見と創造の歩みがなく、ブランド化というのはありえませんので、まずはここから、ということ。
当然、ブログもこの歩みと寄り添いながら進めていくことになります。

まったく、観光の専門家でもない私がこんなことを言うのは失礼千万であると思いつつも、どうも昨今、この地の観光の方々とお話していると、もっとどうにかならないのかなあ、という思いが募り書いてしまった次第です。関係者の方、ごめんなさい。あくまでも私見ですので、気分を害した方はすみません。m( __ __ )m

この件に関して、皆さんのご意見はいかがでしょうか?
非難でも批判でも、どうぞご遠慮なくコメントにご記入ください。私の議論はかなり稚拙だと思いますので、皆さんにご指導賜りたいと存じます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

  


Posted by かっちゃん  at 21:09Comments(26)雑感

行ってみたい古湯ランキング

2007年11月19日

昨日の日経新聞のNIKKEIプラス1から。

1面の「何でもランキング」はいつも楽しみに見ているのですが、今回は、「行ってみたい古湯ランキング」でした。

中・小規模温泉の部では、

第7位 別所温泉(長野県上田市) 111票

国宝の安楽寺八角三重塔など、古くから仏教や学問が盛んだった地域にわく。単純硫黄泉など


第6位 三朝(みさき)温泉(鳥取県三朝町) 174票

白狼により発見されたとの言い伝え。温泉街を流れる川の河原に露天風呂がある。放射能泉など


第5位 野沢温泉(長野県野沢温泉村) 177票

江戸初期からにぎわう古湯。源泉の数が多く、地元の人は野沢菜などを温泉でゆがく。硫黄泉など


第4位 大鰐(おおわに)温泉(青森県大鰐町)  213票

青森県の南部にあり、温泉の熱で栽培する温泉モヤシが有名。含石こう食塩泉など


これよりナンバー3の発表です。

第3位 ジャジャン!
     嬉野温泉(佐賀県嬉野市)  234票


「美肌の湯」として女性に人気の含食塩重曹泉の温泉。名物の温泉湯豆腐はとろけるように軟らかい。


続いて第2位  ババーン!(ちょっと擬音語がダサイo(*^▽^*)o)

     雲仙温泉(長崎県雲仙市)  246票


島原半島の中央、雲仙岳の中腹にある。夏でも涼しく、避暑地として早くから開けた。硫黄泉など


そして、そして・・・・・第1位  ・・・・・(うーん擬音語がみつからない ダッセー(◎_◎) ン?

     蔵王温泉(山形市)  363票


ウィンターリゾート地としても有名な温泉。古くからの共同浴場が残る。含硫化水素強酸性明ばん泉など


さて、次は大規模温泉の部です。

第7位 箱根温泉郷(神奈川県箱根町)  315票

いわずと知れた箱根です。地域ごとに異なる種類の温泉を楽しめ、江戸時代から温泉客でにぎわった。アルカリ性単純泉など

第6位 有馬温泉(神戸市)  327票

坂の多い町にわく。近年、豊臣秀吉が造らせたとみられる岩風呂の遺構が発見された。含鉄強食塩泉など

第5位 下呂温泉(岐阜県下呂市)  396票

白鷺により発見されたとの言い伝え。飛騨川の河原に露天風呂あり。アルカリ性単純泉など

第4位 霧島温泉郷(鹿児島県霧島市) 447票

霧島連山の中腹にある温泉群。坂本竜馬、与謝野鉄幹などが訪れた。単純硫黄泉など


さあ、これよりナンバー3!!

第3位 道後温泉(松山市)  462票

夏目漱石の「坊ちゃん」の舞台として知られ、浴場で鳴らす太鼓が時を告げる。アリカリ性単純泉など

では、第2位 ジャン!(う、短い(! ──__──) )

     別府温泉(大分県別府市)  675票


繁華街の中に共同浴場が混在する。明治時代以降に全国的に有名になった。重炭酸土類泉など

そしてそして、栄えある第1位!!!!(パンパカ・・・やめとこ・・・・・・・( ̄  ̄) )

     草津温泉(群馬県草津市)  678票


もう別府と草津は解説の必要がない、とは思いますが・・・一応。
温泉街の湯畑が湯を噴き上げる。ここから江戸へ湯が運ばれた。含硫化水素強酸性明ばん緑ばん泉など


ということで、「行ってみたい古湯ランキング」、いかがでしたでしょうか?

皆さんも行ってみたいところありますか?という具合に終わりたいのですが、なんだか物足りないんですねーーーウーン (Θ_Θ;)

何か足りない想いがあるのは私だけでしょうか?

何か忘れられている気がして仕方ないのは私だけでしょうか?

ということで、少し心残りがある方は、この続きの記事を書きますので、
そちらをご覧ください。

ではまた。

  


Posted by かっちゃん  at 14:37Comments(2)雑感

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かっちゃん
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智を以って就き、而して成就されたし。然れども肝要なるは朋なり。
(漢詩に似せて書いた私の想いです。実はわが息子の名前を考える時に、作った文章です。)
人はどこから来てどこに向かおうとしているのでしょうか。
忙中閑の一瞬、時と空間、行間(?)を大切にしたいと思う今日この頃ですが・・・・馬脚馬脚。
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