九地の変 孫子の言葉

2007年10月26日

今までのバックナンバー

http://katsu.i-ra.jp/e4050.html
http://katsu.i-ra.jp/e4082.html
http://katsu.i-ra.jp/e4115.html
http://katsu.i-ra.jp/c138.html
http://katsu.i-ra.jp/e6071.html

久しぶりに孫子の兵法です。

九地の変、屈伸の利、
人情の理、察せざるべからず。


戦場は変化が変化を生む。その連続である。
したがって変化を異常なもの、特別なもの、突発したものとして受け取るのではなく、変化することが常態なのだという認識に立たない限り、ついていけないのである。

このような「変化管理」をするためにはどうすればよいのか。

その手順を示したのがこの言葉である。

-状況の変化。
-変化への有効な対応の仕方。
-兵の心理。


この三つについて、将たる者は、よくよく見極めておかなければならないのである。

まず変化の態様を見定めることだ。予期していれば、たとえそれが未知のものであっても、比較的冷静に観察できる。状況は、どう変化するにしても、おのずからパターンがある。

それが九地である。以下、九地の説明。

散地   -なんらかの原因で、将兵の戦意を集中できないところ。ここでは戦わないこと。
軽地   -国境から少し敵地に入ったところ。落ち着かないから早く立ち去った方がよい。
争地   -敵味方ともに手に入れたい場所。利につられ、焦って攻めない方がよい。
交地   -双方から入りやすいところ。入り交じり混乱するから、部隊間の連絡を密にせよ。
衢地(くち)-諸勢力が錯綜しているところ。外交交渉を第一に心がけること。
重地   -敵国深く入り込み、心に重圧を受けやすいところ。略奪で発散させるがよい。
圮地(ひち)-険しい地形で行軍しにくいところ。早く通過してしまうこと。
囲地(いち)-出入り口は狭く、なかは囲まれている場所。戦闘よりも計略で戦う方がよい。
死地   -戦う以外に生きるすべのないところ。必死に戦うこと。

ついで、それに見合って屈し、あるいは伸びる。その際、兵士たちの心理を計算に入れることを忘れてはならないのである。


同じカテゴリー(生き方)の記事画像
ライフノート(デスノートじゃないよヾ(´▽`;)ゝ)
今ある事に、感謝して
白骨の章
南蔵院の林住職
自分自身のルール
もう一人、素敵な人物を
同じカテゴリー(生き方)の記事
 イチローのWBCへの思いにすごく惹かれるものを感じます (2008-12-09 11:14)
 オバマ氏の勝利宣言(歴史に残る名演説) (2008-11-11 04:55)
 わが人生を語ってまいりました (2008-10-29 09:01)
 日本の教育が変わる!(2人の巨人が出会った日!) (2008-06-21 00:18)
 ライフノート(デスノートじゃないよヾ(´▽`;)ゝ) (2008-02-12 09:50)
 大切な人へ (2007-12-01 02:48)

Posted by かっちゃん  at 21:24 │Comments(0)生き方

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

Information
静岡県東部・伊豆 ブログポータルサイト イーラ・パーク
 
< 2025年04月 >
S M T W T F S
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

プロフィール
かっちゃん
かっちゃん
智を以って就き、而して成就されたし。然れども肝要なるは朋なり。
(漢詩に似せて書いた私の想いです。実はわが息子の名前を考える時に、作った文章です。)
人はどこから来てどこに向かおうとしているのでしょうか。
忙中閑の一瞬、時と空間、行間(?)を大切にしたいと思う今日この頃ですが・・・・馬脚馬脚。
QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 4人
オーナーへメッセージ

削除
九地の変 孫子の言葉
    コメント(0)