「2007年06月20日」の記事一覧

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久しぶりにJAZZの世界

2007年06月20日

私が学生時代に、ずっとJAZZにはまっていたお話はかつてしたと思いますが、今日久しぶりに学生時代によく読んでいた「ジャズの歴史物語」(油井正一著)を手に取りました。
この本はすでに廃刊になっていますが、実はJAZZ界においては歴史的名著といわれる著作物です。
油井正一氏についても、JAZZ評論においては、おそらくこの人の右に出る方は、今もいないでしょう!!大変な人物であります。このページをご覧ください。

この本の中に、ジャズの歴史の中の大きな変革として、3つの出来事が書かれています。

①ルイ・アームストロングのジャズ界制圧
②ビ・バップの発生
③オーネット・コールマンの出現

①のルイ・アームストロングというのは、皆さん、よく知っているでしょう、「サッチモ」ですよ。
目をぎょろっと飛び出させて、ぐるぐる回したり、芸人のような黒人トラペッター。驚異的なだみ声のスキャット。私たちは「What a Wonderful World!」を歌っているおじさん、と言った方がわかりやすいかもしれませんね。

その面白いおじさんが、JAZZの長い歴史の中で、もっとも偉大であると、油井氏は言っています。

「サッチモは偉い!!ルイ・アームストロングは、JAZZは芸術ではなく、大衆演芸の一種である、と言った最初の人物であったが、皮肉にもその彼自身が、『芸術』といわれるJAZZを作った張本人である。」

そして、こうも言っています。(私はこの言葉が油井氏のJAZZの根幹を貫いた至言だと思っています。)

「この矛盾に見える論理そのものが、JAZZの本質である。」

この本の中には、その後、ルイ(サッチモ)のJAZZ界における大変大きな影響について、延々と書かれていて、この部分も大変面白いのでありますが、ここでは長くなるので省きます。

とにかく、ルイ・アームストロングは、彼自身としては、どんどん大衆演芸の道に、市井の人々(いわゆる白人の世界)にどんどん近づこうとしていけばいくほど、JAZZそのものを大きくクリエイトしていったわけです。これがその後のJAZZの進展に大変大きなステップを築きました。それは、図らずも「芸術」としてのJAZZを創造していった過程でありました。

②のビ・バップの世界と、③のオーネット・コールマンについては、また別の機会に、気が向いたら、お話したいと思います。

さーて、今宵は、サッチモの「What a Wonderful World!」でも聴いて、寝ようとしますかね。ではzzz

  

Posted by かっちゃん  at 23:44Comments(3)趣味

ちょっと見ない間に・・・


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智を以って就き、而して成就されたし。然れども肝要なるは朋なり。
(漢詩に似せて書いた私の想いです。実はわが息子の名前を考える時に、作った文章です。)
人はどこから来てどこに向かおうとしているのでしょうか。
忙中閑の一瞬、時と空間、行間(?)を大切にしたいと思う今日この頃ですが・・・・馬脚馬脚。
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